皆様、台風はどうでしたか?
何事もなくお過ごしになれましたか?被害に遭われた皆様には心からお見舞い申し上げます。
さて、今回は長雨の前の天気の良い日に出かけた散歩のご紹介です。
秋で朝晩冷える事もありますが過ごしやすい季節かと思います。
という事で豊明苑のご利用者にも季節を感じて気分転換して頂こうと豊明苑の自然に囲た外周を散歩してもらっています。

10月でも日差しは強いので日影を通ってもらいます。
帰る時にとって下さったポーズがこちら
また「気分ええわぁ」「また来たい」を表現して下さいました。
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続いてのグループです。


中庭の観音様も散歩ルートです。竹林に覆われていて春はタケノコもたくさん取れるそうですよ!今年の十月が雨が続いていますが合間を見つけて出かけて頂いています。
また報告させて頂きます。
本日(平成29年3月31日)で退職することになりました。ちょうど3年間という短い間でしたが、充実した3年間でした。利用者にも寂しがられ、スタッフにも残念だという声をかけてもらえ、本当に幸せを感じています。
自分なりには一所懸命やったつもりですが、変化の激しい介護業界の中で波にのまれて振り回されていたように思います。知識不足、力不足で皆に心配をかけたり、不安、不満も多かったかと思います。
そんな中で、目の前に利用者が見え、スタッフがいて、頑張ればすぐに反応がある、働き甲斐、やりがいのある職場でした。私だけ楽しんでは申し訳ないのですが、今となっては、楽しい職場でした。
利用者もいろいろな方が見えて、新米の施設長を応援してもらい、アドバイスをくれた方も見えました。朝の挨拶に行くと嬉しそうに手を握ってくれる人がおられる一方で、10時ごろ「お早うございます」と言うと、「なんだ!今何時だと思っているんだ。お早うはお天道様が出た時にいう言葉だ!」と怒られて、田舎出身の私にとっては、子供時代のとなりのおじさんを思い出せてもらいました。
また、本日皆に人気のある入所者の方が、ガンで亡くなりました。
思いで深い人が本日亡くなった報せをもらうことは何か言いたいことが
あったのかなと思います。
これからの私の人生を考えさせられた3年でした。
利用者の皆さん、お元気で楽しくお過ごしください。
スタッフの皆さん、無理をせず、頑張ってください。
新しい施設長とともにここに入って良かった、ここで働いて
良かったと思える施設となることを祈っています。
ありがとうございました。
月1回、歯科の嘱託医の先生と大学の先生、歯科衛生士の方に来てもらって、利用者ごとに少しでも、スムーズな食事をとってもらうためのラウンドを行ってもらっています。まずは、かむ力、飲み込む力、食事の状況を見ながら、食事の姿勢や食形態、食器などの工夫を行います。また、利用者によっては、内視鏡を持ち込んでもらって、食べる時の嚥下状態を見ながらの検討となります。
やはり、自分の口で食事を噛んで食べることは、元気の源であることを身に染みて感じさせられます。
この利用者さんは、一時はほとんど食事がとれないような状態でしたが、今では食欲も出てどんどん食が進みます。本当に元気になられた様子を見るだけで、うれしくなってきます。
教育大学のカリキュラムに、福祉施設等で1週間研修を受けるというものがあるそうで、今週は月曜日から金曜日まで1週間研修に来ていただきました。
昔は、ほとんどの家庭に年寄りがいて三世代家族が当たり前でしたが、最近では年寄りと一緒に住んでいない家族が多くなりました。普段接していないとお年寄りとどんな話をすればよいのか、話題が合うのか心配になると思いますが、思ったより話が通じるということを感じてもらえたと思います。
100人の入所者は、100様の人生や人柄や健康状態があり、ドラゴンズファンもいれば、小説が好きで本の差し入れがあると毎日集中してすぐに何冊も読破される方もいます。他にも家族の心配ばかりされている方もいます。
華道や茶道、大正琴などのクラブ活動に精を出す人もいます。定員があるので、クジに外れて不満を言う人もいます。施設とはいえ、その中で社会生活が行われています。ケンカもあれば仲直りもあります。
小さな子供であろうと100歳を超えるお年寄りであろうと、変わらない一人の人として向き合えば、話は通じると思います。
短い間の経験だったと思いますが、この経験がこれからの学生生活や社会人になっての活動に良い経験になることを祈っています。
今日は、歯科の先生の紹介で大学で食支援を専門に研究されている先生方を招いて、利用者の食事状況を見ていただきました。
歯科医も、今は虫歯を治したり、入れ歯を調整したりするだけでなく、きちんと口から食べて誤嚥を起こさず飲み込める食支援全体をサポートする方向を目指すようになっているとのことです。
専門家にアドバイスいただき、人それぞれの特徴にあった姿勢やかむ力や飲み込む力に合わせて、食形態の変更についてアドバイスいただき、大変参考になりました。これを機に、自分の口で元気に食事をとってもらうことに注力していきたいと思っています。
今日は、忘年会です。親睦会主催で行われます。今回から準職員の方も対象として拡大したこともあって、51名の参加といつも以上の人数になったようです。
4月には、大幅な報酬改定があったこと、コンサルタントを入れて経営改革の為のプロジェクトを推進していること、年の最後までマイナンバーに振り回されていることなど、今年も色々ありました。労働安全衛生委員会の発案で、ヨガ教室も始まりました。
組織もそれぞれいいところも悪いところもあると思います。人も同じで、悪いところを指摘するばかりでは、人はなかなか変われない。良いところを認めて褒めてあげることで、自信を持って成長することも多いかと思います。
来年も、色々あると思いますが、自分の、仲間の、組織の成長を楽しんでやりましょう。それが、利用者に活き活きと過ごしてもらえることにつながると思いますし、そうしていきましょう。
退職して新しい人生を歩んでいる人、これから歩む人、新しく仲間に加わった人、皆、今年の嫌なことは忘れ、新しい年に向けて、元気でやっていきましょう!
入所者の方が切り絵を作成されています。皆さんでワイワイいいながら、根気よく仕上げていかれます。
共同で作業されている中で、うまくリーダーシップを発揮し、みんなの意見を取り入れながらも、全体に色のバランスも良く仕上がっているように思います。
今日は、お華を活けています。昔取った杵柄を発揮している人も、ほとんど初めての人も、先生やボランティアさんに助けてもらいながら、思い思いに花を活けています。習っている人のは、バランスがいいですね。
活け終わったら、玄関に飾ってもらいます。家族の方が面会に見えた時に、自宅にいた時には、やったこともないのに、上手に活けてあるのをみて驚かれています。
特別養護老人ホーム 豊明苑 の ふれあい広場です。